中学の時、強烈な毒友がいた。
宇部きな子(当然だけど仮名)
広く浅い友人が沢山いて、ひょうきんでみんなの人気者。私もそんなきな子のことは小学生の頃は好きで、仲良くなれた時はすごく嬉しかった。
仲良くなったら、ただの毒友だった。
私より劣っていることが許せない、常に私を下げようとする。
私を馬鹿にして笑いを取ったり、嫌なことは数知れず。
私の中学時代は、きな子と同じクラスになったことにより台無しになったと思っている。
中学時代が楽しかったと言える人が多い中、私は中学が一番楽しくなかった学生時代である。
その中のひとつ、デパタクについて吐き出す。
おひとりさま
私は一人行動するのは嫌いじゃなかった。
一人で買い物したり、お茶飲んだりしたことをきな子に話したことがあった。
その時のきな子の反応は覚えてないが、あまり肯定的ではなかったと思う。
常に誰かといないとだめなきな子には理解できなかったんじゃないかな。(馬鹿だから)
スミマセン、思い出すと腹が立ってつい悪口を言ってしまいます・・・。
数日後、きな子は仲間を連れて私に往った。
「かほってさ、ひとりで買い物行くんだよね。
デパートに一人なんてオタク~!!やだ~!
これからデパタクって呼ぶから」
この日から、私はきな子らからデパタクと呼ばれるようになった。
デパタク
きな子とその連れらは、何かにつけて私をデパタクデパタクとからかった。
「デパタクのくせに」
「やーいデパタク」
「デパタクデパタク」
小学生かよ。。。って思うくらい低レベルなからかい。
別に悪いことしてないし、一人行動なんて恥ずかしくもないから特になんとも思わなかったけど、
「デパタク」なんていう変なあだ名付けてからかわれたことは面白くないというか不快極まりない。
っていうか、ばかじゃないの?(笑)
厄介なのは、きな子は人気者だということ。みんなから割と好かれている。
きな子の裏の顔を知っているのはごく一部。
つまり、きな子が発信するとみんな便乗する。デパタクの意味はなくなり、とりあえず私はオタクな変な人っていうことだけが広まる。
ひとりで買い物に行くってだけの話なんだけど、当時は中学生だから色々こじれるし、特に思春期の女子は集団行動が好きっていうかなんというか、ネチネチしてたり、集団無視があったり、カースト制度があったり、その最先端だったきな子と仲良くなったのは後悔でしかない。
それに大人になった今で一人行動できない残念な人っているしね。一人行動してる人を笑ったり馬鹿にしたりする可哀想な大人。きな子ってそんな大人になっているんじゃないかしら?
デパタクの何が悪いのさ!
一人で買い物したり、お茶飲んだり、何か問題でも?
一人で行動できない方が問題だと思う。
人のちょっとしたことをからかう人って最低。しかもからかう意味も不明。
一人で買い物をすることを馬鹿にするっていうレベルの低さ。
ただ単に私を馬鹿にしたくて仕方なかったんだと思う。
自分と違うところはすべて自分が正しくて、私はおかしい。
きな子は私を蔑むことで自分を保っていたのかな?
きな子の気持ちなんてどうでもいい。
とりあえず、この時から30年以上経つけれど、許すことなんてできないし、
忘れることもできない。だからといって仕返しする気もないけれど。
人の気持ちを考えない行為は、人を深く傷つけるんだよっていうことを言いたい。
何も知らない人はもういいだろって言われることもある。
いつまで過去引きずってんだよって。
忘れることが正解ではない。
許すことも正解ではない。
正解はない。
別にネチネチ覚えてたっていい。
許せなくてもいい。
忘れなくたっていい。(だって忘れられないもん)
嫌なものは嫌なんだから。
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