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幸せになれないのではなく、幸せにならないように生きている

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こんにちは、華穂です。

円形脱毛症になったり、激太りしたり、思い通りの服や髪形ができずに苛立つこともありますが、毛のない自分も、太った自分も認めて楽しんでいこうと思っている最近であります。

コロナ化もあり、実家の母とは疎遠となっている今、当然ながら毒親との衝突はありません。

だからと言って平和かといえばそうでもないのです。

最近は、毒親育ちの呪縛に苦しむ日々が多いです。
毒親育ち故の性格は、自分で思っている以上に毎日に支障を来します。

価値観はきちんと親譲り(間違っているとわかっていても親譲り)
毒親と平和に過ごす為に自分に身についたHSPみたいな性格
もういないのに親の声を聴いてしまう自分

これらは今も私を不安にさせる。

そして、周りに理解されず誤解され、嫌われる。

生きていくうえで思いっきり邪魔なのです。

マイナス思考

人生はいいことばかりではない。

世の中そんなに甘くない。

これはこれで正論ですが、逆のことだってあり得る。

人生は悪いことばかりではない。

世の中そんなに厳しくない。

なのに毒親は、前者ばかりを主張した。私は自然に、人生は常に試練との闘いで辛いものと思うようになった。そして、何のために生きているのだろうと思っていた。

毒親の思考はこれだけではない。

毒親は物事を悪く捉えるプロだ。

私がマイナス思考になってしまった一番の原因はここにあると思う。

例をいくつか挙げてみる。

みんなに推薦されて選ばれた。

みんなやりたくないからだ。

華穂ならやるだろうと思われているんだ。

推薦されたのではなく利用されているだけだ。

 

彼氏ができた

その彼は誰にも相手にされなくて、華穂しかいなかったんだ。

仕方なく華穂にしたんだ。華穂はそんな男にしか相手にされないんだ。

 

褒められた

鵜呑みにしたら馬鹿だ。

本当に褒めてなんかいない。

 

 

 

あんまりいい例えができなかったけど、こんな感じで、喜びたいときに一緒に喜んでもらえず、真逆のことを言われたことで、私は素直に喜べなくなりました。「かわいいね」と言われて、「ありがとう」と言えないような、かわいいの裏に何かあると勘ぐってしまうようになりました。裏の裏まで読んでしまうくせが直らない。

しかも読んだ結果、大体的外れなことが多い。世の中そんなに悪い人ばかりじゃないじゃん!毒親が悪く捉えすぎなんじゃないって思ったりもして、色々混乱した。

勝手に悪く捉えて自爆する。安易に人を信用するのもダメだけど、しなさすぎもダメだ。

空気読みすぎ

とっても疲れるのに、やめられない。

毒親の機嫌が悪くならないように常に周りを見て生きてきたから、今も空気を読む癖が抜けない。何をするにも、タイミングを慎重に見計らわないとできない。

本当に嫌だ!

トイレもお風呂も、声をかけるタイミングも、「今なら大丈夫!」という安心感を持たないとなかなかできない。

だから独りが好きなのかもしれない。

何をするにも自分で決められるから。

ある程度の空気を読むことは大事だと思うけど、読みすぎは本当に疲れる。

この空気読みすぎが生かされたのは、ブラック企業にいるときだけだ。ブラック企業ではこの空気を読むことは大いに役に立ったけど、それって全然良くないことだと思う!

長年の癖は簡単に抜けないけど、楽しくない人生を送るのは嫌だ。

毒親育ちは、クソ真面目に生きてきた。

もう少し適当に生きるだけでもだいぶ変わると思う。

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