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毒親と思春期

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私は、大人になるのが遅かった。

中学くらいまで、お母さんが選んだ服を何の疑問のないまま着ていたり、お母さんの自転車の後ろに乗ったり、お母さんとお風呂に入ったりしてて、でもそれが普通だと思っていた。みんなそうだと思っていた。子供っぽかった自分を思い出すと、今もとても嫌な気分になる。みんな思春期を迎えて大人の階段を上って、親離れを始めるのに、そういうことが、「不良」とか「反抗期」だと思っていた。

中学生になると、部活や塾とかで、家より学校にいる事が多くなって、友達と話すことが増えた。話すと、自分の家だけ?って思う事が目立った。

・自分の服は自分で選んでいる。
・は自分の自転車に乗る。(親の後ろに乗せてもらう事等ない)
・お風呂はひとりで入っている。
・洗顔フォーム、シャンプーは自分で選んでいる。

なんだかとても自分が子供に感じて、恥ずかしくなった。
そして自分の事は自分でやるようになった。
でもそんな私を母は時々叱った。
(いつも叱るわけではなく、母の気分でスルーだったり叱られたりしてた)

あんたはお母さんと一緒が嫌なんでしょ!

お母さんと一緒は恥ずかしいと思ってるんでしょ!

(年頃なんだなと思ってくれないのかな。。。)

 

母も同じ事をされているんだけど!

 

私は母から聞いたある話を覚えている。

お母さんが中学生の頃、お風呂に入っていたら急におばあちゃんが入ってきたの。年頃だったからすごく嫌だったわ~。

でもおばあちゃんは、嫌がった私をすごく怒ったの。

おばあちゃんは年頃の娘を理解することができなかったのよね。

あれ?

お母さんは、おばあちゃんと同じ事をしているんじゃない?

自分がされて嫌だったことを、娘の私にしている事に気付いていない。

私はそんな事を思ったけど、その頃は毒親だなんて思っていないから、どうしてだろう?って、とても悲しくなったのを覚えている。

間違っているのに間違っていない

今なら、間違ってる!と思えるけど、当時の私は、母親絶対主義。

お母さんが間違っているわけない。って、私の頭は無理やりお母さんが正しいと方向転換されていた。

お母さんが怒るのは、私のせい。私の言い方や態度のせいだ。

矛盾じゃないんだ、私に何か悪い所があるんだ。

って、お母さんの言う事が間違っているわけがない!って思っていた。

親は偉いもの、親の権限は絶対だった。何も疑問に思わない、親に言われたら従うものだと思っていた。

「どうして間違っているのに従った?」と言われる事もある。

間違っていると思う事ができなかったんだけど、なかなか理解されない。(笑)

間違っている事に気付けたのなら、毒親育ちの呪縛には縛られていない。

私だって今は思う、どうしてあの頃言う事を聞いていたのか!って。

おかしいと思う、矛盾してると思う。

でもそれ以上に親は絶対で、そんな風に思う事すらできなかった。

理解に難しい問題なのかもしれない。

この毒親の問題を、解決させたい。

毒親育ちの呪縛を解きたい。


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