最近毎日が楽しくて、その分お金もなくなるんだけど、私はお金を使う事に罪悪感がある。
で、時々不安になる。
母はお金を使うなと言う人ではない。ただ、将来の為に貯金しなさい!って、やたらとお金を貯める事に拘る。
子どもの頃からずーっと言われて来たら、お金を上手に使う事ができなくなってた!
勿論母の言っている事は間違いじゃない。ただ人間らしくないというか、それで何が楽しいのだろうかと思ってしまう。
貯金は当たり前(もちろん大事なんだけど!!)
貯金があるに越したことはないし、お金は大事だし、貯めなきゃいけないし、そんなことはわかっているけど、収入の問題もあってそんなに計画的にお金は貯まらない。
私は子どもの頃から、お金は貯めなきゃいけない!と教え込まれていた。すぐに使ってはいけない。何かあった時の為に大切にしなさいと言われてきた。
社会人になって、自分で稼ぐようになってから、お金を貯める事が簡単ではない事がわかるが、私はどうしても娯楽にお金を使う事をやめられない。
※借金したり、全然ないのに使っているわけではない。あくまでも自分の持っているお金の範囲内の話です。
でも子どもの頃、「貯金は誰もがしている当たり前の事」と教えられてきた私は、うまく貯金ができない自分に悩む。私、当たり前の事ができない!って。
そしてお金の貯まらない私に母は、「お父さんに似ている!」と嫌味のように言ってくる。
「貯金のない人なんかいない!あんたとお父さんくらいよ!」ってよく怒られた。
でも色々な人に出会って、貯金がうまくできない私と同じような人は、たくさんいる事に気付く。
今はそんなこと母に言っても無駄だとわかるけど、当時は母にわかってほしくて、「○○さんも貯金ないって言ってたよ!●●さんもお金ないらしいよ!」って言ってしまっていた。。。勿論母が理解してくれるわけがない。「○○さんは両親がちゃんとしていて安定してるからいいのよ!●●さんは結婚しているからいいのよ!」と返される。
なにそのめちゃくちゃな理由!でも当時は母の言葉信じちゃうんです!
なので常に自分の満足できなくて、次の給料が入ったら使わないで貯めて、次の給料も貯めて・・・なんてできるわけのない目標を作っては達成できず、ずーっと不安状態になる。
祖父は自由人!尊敬!
祖父は自由な人で、好き勝手に生きていた。祖母はよく私に小遣いをくれたけど、祖父はそこまで子どもや孫に尽くす人ではなかった。らしい。(母から聞いた話もあるのできちんとはわからない)
多分答えはここ↓↓
ただ単に祖父は、「毒親」ではなく、「普通」だったんだと思う。
祖母や母が子供に執着し過ぎなだけで、世の中は祖父みたいな人の方が多いんだと思う。
でもここ何年かは、帰省する度に小遣いをくれるようになって、なんだかとてもさみしい気持ちになった記憶がある。
祖父は友達も多く、仲間とは「死んだらお金は持って行けないんだから、生きてるうちに使っていけ!」なんて言い合ってたと聞く。(これも母からの話なので真実はわからないけど、多分本当)そんな祖父を母が許すわけもなく、「残される人の為に余計なお金は使わないで!動けなくなったら誰が面倒みると思ってるの!」ってよく言ってた。
祖父は争い事が嫌いな、温厚な人だった為、何も言わずに頷いていた。
祖母が亡くなってから、母は祖母の生き写しのようだった。今まで祖母が祖父を叱っていたのが、祖母の死によって母が叱るようになった。
※ただ、祖父は言われて言い返さないだけで、絶対的な権限は握っていた。お金の管理などは祖母ではなく全て祖父だった。それは祖父が動けなくなるまで続いた。
多分母も祖母から祖父の愚痴を聞いていたのかなあ・・・。
祖母の死は母にとってはものすごい事だったのかもしれない。絶対的な母親が突然死したのだから、辛かったんだろうな。(母は今も祖母を絶対的に信じている。)
祖父は98歳くらいまで自由に生きていた。旅行やイベントにも積極的に参加していた。
母はそんな自由な祖父が許せなかったみたいで、「おばあちゃんは許しても私は許さない!」と言って、旅行やイベントに行きたい祖父に、他の用事を押し付けたり、「迷惑だから行かないで!」と直接言ってたりもした。要は私にしてる事と同じ毒。
祖父は99歳まで生きた。
祖父は自由に生きたから長生きしたんじゃないかと。
動けなくなってからは早かったけど、それは自由がなくなったからなのかな?って思っている。でも人間の機能を全て使い果たして亡くなった祖父は、尊敬するなぁ~。
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