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存在感

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私は、仕事で制限はあるものの、派手なネイル、髪の色にする事が多い。
学生の頃、親から禁止されていた反動もあるんだけど、
それよりも、自分の存在を認めて欲しいと言う気持ちが大きい。
爪がド派手なら、『爪の人』と言われてもいい。
髪なら、『髪が赤い人』と言われてもいい。
とにかく、私だよってアピールしたい。
私もみんなと同じなんだよって。
私は大人しくて、
居るのかいないのかわからないくらい存在感のない子供だった。
大人になっても変わらず、
飲み会で私が要るにも拘らず誰かが私の名前を言って(悪口ではない)
また他の誰かが、「やだー!rinさんここにいるじゃな~い!(笑)」っていって、
「あ~本当だ!( ゚∀゚)アハハ!」って私以外の人は大爆笑。
私はちゃんとここにいるのに!

悔しくてたまらなかった。
同窓会やクラス会でも、
「お前誰だっけ?」って言われることが多く、
酷い時には「いたっけ?」なんてこともある。
それくらい私は存在感がない。
人の目ばかり気にして、人の機嫌伺って、
世間体気にして、無難な生き方をしていた。
思春期で逆らうときもあったけど、親が怖くて結局言いなりになっていた。
そんなことしていたら、いてもいなくても変わらない存在の自分になってしまった。
今そんな自分を変えたくて、自分の意見をはっきり言う事とか、
笑うときは笑うとか、とにかく自分に正直に生きようとしているのと同時に、
外見も自然に派手な格好を好んでいた。
いい歳してみっともない!
周りから何を言われようが、私がやりたいからやるんです。
もう負けない!

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