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「俺は○○を責任を持って一生守っていく。華穂もきちんと守ってくれる男の人を見つけるんだぞ。そのときは挨拶でも何でも父としてやってあげるから」

三年程前に義父とこんな会話をした。短い話しだったけど、よく覚えている。

その義父が死んだ。再婚したのは母だから、私は血のつながりはもちろん、戸籍も全く関係はない。だけど、父である事には変わりはない。知らせを聞いてすぐに帰った。

あまり話をすることもなかったし、一緒にいる時間もそんなに多くはなかったけど、涙が止まらなかった。今でも信じられない。

最近は夫婦仲はうまくいってなかった。離婚の話も出ていた。

義父がいなくなってしまった今、離婚はできないのだそうだ。義父がそれを知っていたとは思えないが、私は三年前に聞いたあの言葉を思い出した。

離婚していないし、今後もできないので、母の生活は守られる。そして義父は離婚したくなかったとも聞いた。

あの言葉はきちんと守られている、と思った。

母も本当に離婚を望んではいなかったはず。望んでいたらあんなに泣いたりしない。

私は周りの人から「お母さんのことよろしく」と言われた。それくらい母はひどい悲しみようだった。

もちろんわかっている。でも悲しいのは母だけじゃない。私だって悲しいんだ。悲しみはみんな同じ。だからあまりにも言われると腹が立つ。

義父は最後まで母を守った。もっと違う形でわかればよかったのに。

義父からのあの言葉は、母も知らない。いずれ言うかどうかはわからない。でも私は一生忘れない。

コメント

  1. hom より:

    老いた親を守るのは子の務め。カホちゃんもツライだろうけど、お母さんを大事にしてあげてね。しかし、イロイロあるなカホちゃんは。俺はオヤジともう10年くらい会ってないけど、いつか知らせがくるんだろうか・・・・。
    お義父さんは男っぽい人だったんだね。美しい女性が二人も泣いてくれるなんて男冥利に尽きたと思うよ。カホちゃんも元気だしてね。

  2. lia より:

    しばらくkahoちゃんの書き込みがなかったので、どうしたのかなって思っていました。突然の知らせで驚いたでしょうね。
    男は女を守るために生きているのだと思うのです。お義父さんのとの短いけど愛に満ち溢れた会話、ずっとずっと大切に刻んでいてね!

  3. kaho より:

    homさん
    ありがとう。まぁほんといろいろあって自分でもびっくりです。負けずにがんばりますよ。
    liaさん
    ありがとうございます。私は義父との思い出は大切にしていきます。そして私もいつかステキな人を見つけられたらいいなと思っています。

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