毒親と恋愛

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母の理想の恋愛は、笑ってしまう程あり得ない。

【母の求める恋愛観】
・デートは日中
・ノンアルコール(タバコは論外)
・デートは外

私が学生ならまだ理解できるけど、20歳過ぎても、30歳過ぎても変わらない理想。母が結婚した経緯はわからないし知りたくもないけど、母は恋愛を知らないのでは?と思ってしまう。

私は10代、20代は自分の思うがままに恋愛してきた。母の求めるような人は当然だけど誰一人いなかったし、何より私も、母の言っている事は恋愛でもなんでもないと思っていた。

好きな人となら日中だろうが夜だろうが会いたいし、20歳を過ぎればお酒だって飲みたいし、好きな人なら家にも行きたい。

なので嘘をついて彼とデートしてた。嘘なんかつきたくなかったけど、「彼の家に行ってくる」なんて言ったらダメって言われるし、行くには嘘をつくしかなかった。

でもいっつも結婚まで辿り着けず、歳を取っていくにつれて出会いも少なくなって、30歳を過ぎると本当に恋愛したくてもうまくいかなくなっていった。
30代は私が母色に染まっていたピークの時期。完全な母依存(共依存)だった私は、恋愛がうまくいかなかったとき、あの母の恋愛観を思い出し、「やっぱりお母さんの言ってる事は正しかったんだ!」って思ってしまった。

それから私は、夜に誘ってくる男性は拒否、家に行きたいと言う男性も拒否、結局全ての男性を拒否していた。30代後半は、「どうしよう!結婚できない!」って焦っていた。母はそんな健全を超えている恋愛を押し付けときながら、どうして結婚できないの?どうして相手がいないの?っていう矛盾を突きつけてきていたから、今思えば完全に空回りしていたと思う。

そして40歳、出会いなんて全くなく、完全に1人になった頃、自分の母親が毒親だって気づいた。でもその頃はひとりでも楽しめるようになっていたから、別に問題はなかった。

母の恋愛観は変!とわかっていても、一度自分に染まりかけていた価値観は、割と私に根強く残っていて、時々不安になる。

「飲みに行こうよ!」って誘ってくる人を疑ったりする自分がたまに登場したりする。昼に誘ってくれないから悪い人、って、41歳にもなって、本当自分がアホだなって思うんだけど、長年母にそう言われて来たら、そんなアホな価値観すら植えつけられて、毒親と気づけて本当に良かったと思う。

母の言われたとおりにしてたら恋人なんかできないし、当然結婚もできない。若い頃は結婚してる人もそんなにいなかったから何も言われなかったけど、周りがどんどん結婚し出して、私が残ったら、世間体を気にして、結婚できない私が恥ずかしいと。自分が結婚できない私にした事に気付いていない。

私は今は自分の好きなように生きている。ひとりが好きだから、人と一緒に住むことも考えられないし、束縛されるのが嫌だし、自由がなくなるのも嫌だから、結婚もしなくていいと思っている。そんな私を母はだいぶダメ出しをする。

毒親と気づいて約一年、呪縛って簡単になくならないんだなと改めて思う。でも、母の価値観が正しい訳じゃないと気付けたことは、大きな一歩。だって気づかなかったら今の私はないし、今も卑屈で笑顔のない毎日を送っていたと思う。

 

 

 

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