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帰省

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この前、二泊ほど帰省してきました。

大きな衝突もなく過ごせたけど、小さな色々は当然あって、今回はそのことを綴ろうと思います。

やってもいない事の諦め

今回、不用品を売ることになり、そのために帰省したんだけど、売る前から母は

「売れるわけない」の連発。

そういえば、昔から「できるわけない」ってよく言われてたことを思い出した。

私は、不用品を、お金の為に売るわけじゃなくて、使わないものを放置しておきたくないこと、必要な人に使ってもらえたらいいなと思ったこと、捨てたくない事が主な理由。

引き取ってもらえるなら寄付だっていいと思っている。

母は売ることにいい顔をしない。何度言っても、「どうせ売れない」ばかり。

なんとなく人の目を気にしてるように見えた。

古くて汚れたものを売ることに、「こんなもの売って」と思われそう、みたいな。

母は昔服や靴を売りに出したことがあり、その時に売れなかったことで嫌な思いをしたみたいで、

毒親思考というか、毒親育ちもそうなんだけど、

物事を悪く捉える癖があって、お店の人は仕事なのに、悪意を持って売れないと言われたと捉えてるみたいな感じ(笑)

要は「こんなもの売りやがって」と思われてるんじゃないかと思っているんだと思う。

私も毒親育ち、毒親だけど毒親育ちである母の考えることなんて大体はわかる。

私はずっと母に、やりたいことの大半は「できるわけない」と言われ却下されてきた。

却下されるなんて、やりたいならやればいいじゃんってきっと思うだろうけど、それができたら苦労しないんだよ。私自身もいつも思ってたよ、やってみなくちゃ!って。

子供の頃から言われているから、母が「できるわけない」って言ったら、「できないんだ」って思う思考が身についちゃってるし、親の言うことは絶対って刷り込まれているから、結局言いなりになってしまってた。

それでも、母がいないときは、友達とか周りから言われたりして、やってみようって思うんだけど、いざ母に言うと、「できるわけない」に負ける。。。

20代前半までは負けていた。つまりは洗脳されていた。

やりたいことができたのは、母が納得するものだけだった。

母が納得するように事前準備したり機嫌とったり色々やってできたこともあったけど、それで成功するの10回中3回くらい。

今回の売れるわけない発言で、私は昔のできるわけない数々の諦め話を思い出した。

母には「どうして売る前から売れないと思うの?それに売れなくても引き取ってもらうだけでいいよ」と言ったけど、返事はなかった。(笑)

否定!否定!否定!

私は今、ノンストレスを目標に仕事を選んでいる。

仕事内容よりもストレスのない事が重要。

そして今、比較的ストレスの少ない仕事ができている。

母はそんな私の価値観が理解できない。

出世に興味がないこと、出勤したくない事、電話に出る仕事はしたくない事、など、私の希望を言うたびに嫌な顔をする。

「そんなことで!」と言うけれど、仕事をするのは私。(確かにわがままだとは思うけど、ほんとに仕事ごときでストレス溜めるのはもう嫌なんだ。。。)

もう我慢して体を壊したくないから、できるだけ希望に合う仕事を選ぶようになったんだけど、

母の世代には(多分毒親関係なく)理解不可能なんだろう。

私のこの働き方(生き方)が恥ずかしいみたいで、私はこういう世間体を気にする価値観は毒親だなと思う。

まともな親は子供の生き方を否定しない。何があっても味方なんだなって、最近思った。
仕事の価値観が理解できなくても、我が子が選んだ道を否定しない。

最近友達や恋人の両親と関わることがあって、両親の対応が明らかに日比野家とは違う。

これが普通の親なんだろうなってわかった気がした。

うちだったら確実に怒られるだろうなと思ってびくびくしたけど、全く怒られなかったり。。。

とにかく否定されない

ほぼほぼ否定しかされずに生きてきた私にとって、不思議で仕方なかった。

けど否定されなければ自己肯定感は下がらないよなぁって思った。

そのほか、資格でも取ってみようかな?って言った時には

「取ってどうするの!そういう仕事するわけ?」

私は、取ってみようかな?って言っただけで、転職の為でもないしそこに深い意味はないのに、

解釈が極端というか、黒か白か、0か100か、っていう考えしかできないんだよね。

別に資格取るのなんて自由だし、仕事関係なくても取ってみたって良くない?

結局自分の好きじゃないことは否定。

好き嫌いも価値観も人それぞれなのに、どうして押し付けるのだろう・・・

悲劇のヒロイン

これも毎度のことだけど、今回も。

「いなくなっても探さないでね」

腹立って返事しなかった。冗談でも言ってほしくない言葉。

ほんとこういう思わせぶりというかなんというか人を困らせる言葉、大っ嫌い。

第一、いなくなったら探さないわけにいかんでしょ。

連絡は私に来るし、何もしたくなくてもせざるを得ない状況になるんだ。

本当に私を想っているのならこんな困らせるような、試すようなこと言わないでほしいわ。

相手がいるなら言いなさい

タイトルの通り、結婚だったり、同棲だったり、そういう相手がいるなら言いなさい。

これはいつも言われるんだけど、私は一度も言ったことはない。

母も私が秘密主義なことを知っているから余計に言うんだけど、私はどうしても言いたくない。

急に言われるのが嫌だと母は言うけれど、急に言うしかない状況にしてるのは母だよ。

この先、結婚でもすることになった場合、急に言って怒られる未来は見えている。

それでも、前もって言うなんてできない!

事前報告なんてして、別れた時に色々言われるのが嫌だし、

相手の悪口絶対言うから、それを聞かされるの嫌だし、

特に後者が嫌。

秘密主義とは言え、実家住まいだった頃は言わなくてもばれる。その時に母は一度も褒めなかったし、むしろ悪いところを見つけては私に言ってきた。

そんなの聞きたくない。

大きな衝突はなし

ちょっとした色々はあるんだけど、昔のような毒のスイッチだとか、そういった大きな衝突はなくなった。

それが何故なのかわからない。

もちろん衝突がないのはいいことだし、理由なんて考える必要もないんだけど、こんなになくなるもんかなって、不思議になってしまって。

多分、距離を置いたことが大きいと思う。

家を出たばかりの頃は、物理的な距離は置けても、心の距離は置けていなかった。

ここ3~4年くらい、本当に距離を置けた気がした。

距離を置いたことにより、私だけでなく、母にも何か変化があったように思う。

かと言って、親子関係良好になることはないけど、衝突が少なくなったのは良かったと思う。


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